山崎・秋山法律事務所は東京都千代田区飯田橋の弁護士事務所
SERVICE
HOME
個人のお客様
債務処理
交通事故
各種損害賠償
不動産
相続問題
家事事件
労働問題
刑事事件
その他
企業のお客様
コラム
プライバシーポリシー

「弁護士時間」  弁護士秋山清人

[2017-01-19]

  12月に弁護士会の会派の会合があり、新人弁護士と司法修習生を誘って同行しました。銀座のお店で18時30分開始と告げると、じゃあ、18時には出ないと間に合いませんね、と若者は言います。いや、定刻より少し経ったくらいに着けば十分だよ、と15分遅れ。それでも、まだ半数もそろわず開宴になっていませんでした。

  他の士業の先生に「弁護士に対して何か忠告するとしたら?」というお尋ねをしたことがありますが、口をそろえて言われるのは、もっと時間を守るべきだ、ということです。

 弁解はあります。弁護士が裁判所に行く「期日」は、10時とか、10時30分と指定されるのですが、10時の期日と言っても5、6組の事件が一緒に入っていて、双方がそろった事件から順に審理されますから、定刻前に行っても意味がない、10時10分くらいに行く方が無駄がありません。また、裁判所の和解期日などは、前の事件が遅れると次々に影響し、30分、1時間、予定より延びることもまれではありません。そういう場合にまで対応できるよう時間に余裕を持たせることもできませんので、ついつい、多少遅れても仕方ないという「弁護士時間」が身についてしまい、それが弁護士同士の集まりとなると、もっと遅れても平気になるのです。

 とは言え、こんな言い訳は外部に通用するものではありません。文句を言って下さる方ならまだ良いので、多くの方は、弁護士はなんて非常識なんだろうと思っても、はっきりと咎めることはしないで、内心で不信感を募らせていくのです。時間に遅れてきて「済みません」の一言もない、ってどういう感覚なのでしょう、と愚痴られたこともあります。少なくとも自分だけは、遅れて平気にはならないよう、もし、前の用事が長引いたり、電車が遅れたりして、約束の時刻に間に合わないときは、できるだけ、事前に連絡して、遅れることを謝っておくように心がけたいと思います。

 昨年の会派の会合は、お店の人が不慣れなせいもあって、なかなか食事が始まらず、20時に失礼した私は、結局、しゃぶしゃぶのお肉を一切れしか食べられませんでした。今でも悔しいです。